「車選びドットコム買取って、実際どうなんだろう…?」
「口コミは賛否あるけど、使って大丈夫なのか不安…」
愛車を手放すときに一度は目にするのが、車選びドットコムの買取査定です。
一括査定系サービスの中でも知名度は高い一方で、
- 電話がしつこいって本当?
- 他のサービスより高く売れるの?
- 口コミや評判を見てもイマイチ判断できない…
と感じている人も多いと思います。
そこでこの記事では、車選びドットコムの買取査定について、メリットもデメリットも包み隠さずお伝えします。
この記事でわかること
- 車選びドットコム買取査定の基本的な仕組みと運営会社の概要
- 利用者の口コミ・評判から見える、メリット・デメリット
- ディーラー下取りや他の買取サービスと比べて、どこが強みでどこが弱点なのか
- 車選びドットコムが向いている人・向いていない人の具体的な条件
- 申し込み前に知っておきたい注意点と、しつこい電話を減らすコツ
- スマホからでもできる、申込手順
読み終わるころには、
「自分は車選びドットコムを使うべきかどうか」
「使うなら、どこに気をつければいいか」までイメージできるはずです。
【結論】車選びドットコムの買取査定は「とにかく高く売りたい人向け。ただし電話と手間は覚悟」

最初に結論をはっきりさせておきます。
- 高く売りたい人には有力な選択肢
- 「電話が多少多くても構わない」なら、おすすめ度は高い
- 「営業電話がとにかくイヤ」「時間がない」という人には向きにくい
理由はシンプルで、車選びドットコムは最大10社に一括査定を依頼できる一括査定サービスで、 業者同士が競う構造になっているため、高値がつきやすい仕組みだからです。
その一方で、「複数の買取業者から短時間に電話が来る」「査定日時の調整が増える」という口コミもあり、ここをどう感じるかで評価が分かれています。
このあと、口コミや仕組みを詳しく見ながら、
「じゃあ自分は使うべきか?」を一緒に整理していきます。
車選びドットコム買取とは?運営会社とサービスの基本

運営会社
車選びドットコムは、中古車情報サイトとしても有名なサービスで、
運営会社は株式会社ファブリカコミュニケーションズです。
- 親会社:株式会社ファブリカホールディングス
- 事業内容:自動車関連のITサービス、整備工場向けシステム、中古車情報サイト運営など
上場企業グループのサービスということもあり、
「よく分からない会社がやっているサイト」ではない点は、安心材料のひとつと言えます。
車選びドットコム「買取査定」のサービス概要
公式サイトによると、車選びドットコムの買取査定は、
- 申込は最短45秒ほどの入力で完了
- 全国300社超の提携店の中から、地域に合った最大10社へ一括査定依頼
- 1回の入力で複数の買取店にまとめて見積もり依頼ができる
- 査定依頼や利用は完全無料
という形式の車一括査定サービスです。
廃車・事故車向けの専門サービスも別枠で存在
車選びドットコムには、
廃車買取専用サービス(0円以上買取・レッカー費用無料など)や、事故車買取専用サービス(動かない車でも複数社一括査定)など、状態別のサービスも用意されています。
この記事では主に「通常の買取査定(一括査定)」を中心に解説していきます。
車選びドットコム買取査定の仕組み

まずは、具体的にどう動くサービスなのかを整理します。
車選びドットコム買取査定の全体の流れ
車選びドットコム買取の流れをまとめると、以下のようになります。
ステップ1:WEBフォームから申込(概算45秒)
- 車種、年式、走行距離、地域、連絡先などを入力
- グレードなどが分からなくても、概算情報から申し込み可能な仕様です。
ステップ2:近くの買取店が自動でピックアップされる
- 入力内容をもとに、対応可能な買取業者が最大10社まで選定されます。
- 業者は車選びドットコムの提携店の中から選ばれます。
ステップ3:買取店から電話・メールで連絡が来る
- 査定の日程調整や、車の状態のヒアリングが行われます。
- ここで複数の業者から連絡が集中しやすい点が、口コミでよく話題になるポイントです。
ステップ4:実車査定(出張査定がメイン)
- 指定した場所(自宅や職場など)に各社の査定スタッフが来て、実物をチェックします。
- 1社ずつ別の日に見る方法もあれば、1日で複数社をまとめて呼ぶ方法もあります。
ステップ5:各社から買取額の提示→比較
- 査定後、各社から「いくらで買い取れるか」の提示があります。
- その中から、金額・対応・支払い条件などを踏まえて1社を選びます。
ステップ6:契約・車の引き渡し・入金
- 選んだ買取店と売買契約を結び、車と必要書類を渡します。
- 後日、指定口座に買取代金が振り込まれます(当日現金支払いの業者もあり)。
車選びドットコム買取査定と他のサービスとの大きな違いは?
ここで一度、よく名前が挙がるサービスと立ち位置を整理しておきます。
- ガリバー :「1社に直接査定してもらう」直接買取型
- ユーカーパック :「1回の査定で、裏側で複数業者がオークションする」仲介型
- イカプラ :「裏で複数社から見積りを集めて、最高額の1社を紹介」コンシェルジュ型
車選びドットコムは、いわゆる「王道の一括査定型」です。
僕の感覚としては、
「最高値を狙える反面、電話と日程調整の負担もそれなりにある」
という、一括査定サービスだと感じています。
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車選びドットコム買取査定の口コミ・評判まとめ

ここからは、公式サイトや比較サイト、レビュー記事などをもとに、
口コミの傾向を「良い口コミ」と「気になる口コミ」に分けて整理していきます。
車選びドットコムの良い口コミ・高評価のポイント
複数の口コミ・解説記事を見ていくと、おおまかに次のような点が評価されています。
良い口コミ① 複数社の査定額を比較できて、高く売れた
- 一度の申し込みで複数の業者に査定してもらえるので、買取額に差が出やすい。
- 同じ車でも「A社よりB社のほうが10万円高かった」というケースが普通にある。
- 一括査定ならではの「競争」が働くため、ディーラー下取りより高くなることが多い。
良い口コミ② 相場検索や買取実績が公開されていて安心感がある
- 車選びドットコムでは、車種ごとの買取相場や実際の買取実績が紹介されています。
- いきなり業者だけに任せるのではなく、自分でも「このくらいが相場かな」とイメージしやすい。
- 初めての人でも、情報を見ながら比較しやすいという声が見られます。
良い口コミ③ 提携業者が一定の基準を満たしていて安心との評価も
車選びドットコムと提携している買取業者は、
JPUC(日本自動車購入協会)加盟の優良店で構成されており、
強引な営業や不当な減額といったトラブルリスクが低い、といった評価もあります。
すべての体験が完璧というわけではもちろんありませんが、
「どんな会社が出てくるのか分からない」や「怪しい業者が混ざっていたらイヤ」という不安に対しては、ある程度の安心材料になっています。
車選びドットコム買取査定の気になる口コミ・悪い評判
一方で、ネガティブな口コミとして多いのは、次のようなポイントです。
悪い口コミ① 短時間に複数社から電話がかかってくる
- 一括査定の宿命ですが、「申し込み直後から電話が次々にかかってきた」という声が多いです。
- 電話の件数や時間帯は地域・業者によって差があるものの、ある程度は覚悟が必要。
悪い口コミ② 実車査定で金額が上下する
- Web上の「概算価格」と、実際の対面査定で提示される金額に差が出ることがあります。
(キズや修復歴、内装の状態、タイヤの減り具合など、実物を見ないと分からない要素も多いため) - 想定より下がるケースもあるので、複数社から提示を受けることと、
相場を事前に把握しておくことが大切。
悪い口コミ③ 複数業者との日程調整が手間
1社だけならまだしも、3〜5社とやり取りすると、その分だけ予定調整の手間がかかります。
「全部別の日にしていたら、それだけで数日つぶれた」という口コミもあります。
これらは車選びドットコムだけでなく、「一括査定全般の課題」という側面が強いです。
電話のストレスを減らす方法は、こちらの記事で詳しく解説しています。
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車選びドットコム買取査定のメリットとデメリットを整理

ここまでの内容を、一度メリット・デメリットに整理してみます。
車選びドットコム買取のメリット
メリット① 最大10社に一括査定依頼できる
- 地域に合った複数の買取店へ、一度に査定依頼ができる。
- 1社ずつ電話したり、店舗をハシゴする必要がない。
- 「誰が高く買ってくれるか」を比べやすいのが、最大の強み。
メリット② 相場や実績を見ながら判断できる
買取相場や買取実績が公開されているので、
「この金額は安すぎないか?」の判断材料が増えます。
メリット③ JPUC加盟の優良店が中心で安心感がある
「JPUC加盟の優良買取店が中心で、トラブルリスクを抑えやすい」といった評価もあります。
メリット④ 申込が簡単で、WEB完結でスタートできる
- グレードが曖昧でも、大まかな情報で申し込める。
- 最初のステップまではスマホ1台で完結するため、はじめのハードルは低め。
車選びドットコム買取のデメリット
デメリット① 複数社からの電話が集中しやすい
申し込み直後〜数時間のあいだに、複数社から連絡が来ることがあります。
デメリット② 日程調整・立ち会いに時間がかかる
本気で高く売ろうとすると、少なくとも2〜3社には実車査定をしてもらいたくなります。
そのたびに日程調整・立ち会いが必要なので、時間的なコストはそれなりにかかります。
デメリット③ 「ラクさ」だけで比べるとディーラー下取りには負ける
新車に乗り換える場合、ディーラー下取りならすべて同じお店で完結します。
しかし「車選びドットコム買取」を使う場合、「売却は買取店、購入はディーラー」と手続きが分かれるため、若干の手間が増えます。
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車選びドットコムはどんな人に向いている?向いていない?

ここまでを踏まえて、「向き・不向き」を整理します。
車選びドットコム買取査定が向いている人
車選びドットコム買取が向いているのは、こんな人です。
- 少しでも高く売りたい人
- ディーラー下取りのままではもったいないと感じる人
- 電話や日程調整にある程度付き合える人
- 営業電話が多少多くても、「まあそういうものだよね」と割り切れる人
- 初めての売却だが、一括査定も試してみたい人
- 相場や買取実績を見ながら判断したい人
- すでに次の車は決めていて、売却価格をなるべく上げたい人
車選びドットコム買取査定に向いていない人
逆に、こんな人は別のサービスや方法も検討したほうが安全です。
- 電話がとにかく苦手な人:「知らない番号から何件もかかってくるのは無理」というタイプの方
- 平日はほとんど時間が取れない人:査定の立ち会いにどうしても時間が割けない人
- 「ラクさ最優先」で、極端に高値を追わない人:ディーラー下取りでも納得できる人
こういった場合は、
- 電話が少ないオークション型のユーカーパック
- コンシェルジュ型で裏側の競争を任せられるイカプラ
なども候補に入れて比較するのがおすすめです。
申し込む前にやっておきたい「3つの準備」
車選びドットコムに限らず、買取査定を利用する前にやっておくと得をしやすい準備を3つだけ挙げます。
準備① 「売るタイミング」をざっくり決める
車の売却価格は、タイミングによってかなり変わります。
モデルチェンジ前後・決算期・ボーナスシーズンなど、狙い目の時期もあります。
詳しくは、こちらの記事にまとめています。
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準備② 売る前にやるべき5つのことをサクッと確認
- 車内の片付け・洗車
- 取扱説明書やスペアキーの確認
- 傷・凹みの状態を自分でも把握しておく
こうした 「ひと手間」 で査定額が変わることもあります。
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準備③ 全体の流れをざっくり把握しておく
初めて車を売る方は、
「申し込みから入金までの全体像」を一度頭に入れておくと安心です。
売却の流れは、こちらにまとめています。
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車選びドットコム自体は便利なサービスですが、
「サービスに丸投げ」ではなく、事前に少しだけ準備しておくことが、結果的にいちばん大きな差になります。
よくある質問Q&A(車選びドットコム編)

最後に、車選びドットコムの買取査定を検討している方からよく出る疑問を、Q&A形式でまとめます。
Q1. 査定は本当に無料?後から料金がかかることはない?
A. 買取査定の申し込み・査定自体は無料で、成約しなかったからといって料金がかかることはありません。
ただし、出張査定のキャンセルや、成約後のキャンセルなどを繰り返すと、
業者側の信頼に関わるので、その点だけ注意しましょう。
Q2. 電話が多いのが不安です。何か対策はありますか?
A. 完全にゼロにはできませんが、「減らす」ことは可能です。
- 申し込み時の備考欄があれば、「メール中心での連絡を希望」と記載する
- 電話が来たら、最初に「今は相見積もり中なので、金額を聞いてから検討したい」と伝える
- 査定日程は同じ日に複数社まとめて来てもらうよう調整する
などの工夫で、手間とストレスをかなり軽減できます。
Q3. ディーラー下取りよりどのくらい高くなりますか?
A. 車種・状態・タイミングによるため一概には言えませんが、
5〜20万円前後差がつくケースは珍しくありません。
- 一括査定は、複数業者が競争する仕組み上、 ディーラー下取りより高値が出やすい構造になっています。
- ただし、「どれだけ交渉するか」「見せ方を工夫するか」によっても変わります。
Q4. 一括査定が不安なら、他にどんな選択肢がありますか?
A. 電話や手間を減らしたいなら、次のようなサービスも候補になります。
- ユーカーパック: 査定は1回だけ、連絡窓口も基本ユーカーパック1社。
裏側で複数業者が入札してくれるオークション型。 - イカプラ: 裏で複数買取店から見積もりを集め、最高額の1社を紹介してくれるコンシェルジュ型。
電話の数を抑えたい人向き。 - ガリバーなどの大手買取店: 一括査定ほどの競争力はないものの、店舗での相談やスピード感を重視する人には向いています。
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車選びドットコム買取査定の申込方法

ここまで読んで、
「じゃあ、実際にどう申し込めばいいの?」
と思った方も多いと思います。
ここからは、申し込みの流れを、できるだけシンプルにまとめます。
手順①:売りたい車の情報をざっくり揃える
まずは、次のような情報を把握しておきます。
- 車検証(車検証に書いてある情報を使います)
- 走行距離(メーターを確認)
- グレード・色
- 修復歴の有無(大きな事故歴があるかどうか)
グレードや細かい装備が分からなくても、
「あとで詳しく確認してもらえばいいや」
くらいの気持ちで大丈夫です。
手順② 車選びドットコム買取の公式サイトの査定フォームから申し込む
車選びドットコム買取のサイトにアクセス

まずはブラウザで、車選びドットコムの公式サイトにアクセスしましょう。
車選びドットコムの公式サイトはこちら。
検索して公式サイトにアクセスするときは、中古車販売の方と間違えないようにね!
下にスクロールしてフォームに必要事項を入力する

なにも考えず、全ての欄を記入していけばOK
記入できたら「次へ」を押す

査定に関係ないメールを受信したくない場合は
「車選びドットコムからのお知らせを受け取る」のチェックを外しておこうね!
SMS認証と業者の選定を行う

下の買取店は最大8社が表示されます。(地域によっては少ないところもある)
申し込み後は、だいたいその日のうちか次の日に電話かメールで回答が来ます。
まとめ:車選びドットコム買取は「高く売りたい人の、王道ツール」

最後に、この記事のポイントをもう一度まとめます。
- 車選びドットコム買取は、「1回の入力で最大10社に査定依頼できる一括査定サービス」。
- 複数業者が競う構造なので、高値が出やすい一方、
「電話が集中する」「日程調整や立ち会いに手間がかかる」というデメリットもある。 - 向いているのは、「少しでも高く売りたい」「電話や交渉にはある程度付き合える」タイプの人。
- 向いていないのは、「とにかくラクが最優先」「電話が本当に苦手」な人です。
個人的には、
- 相場やタイミングを理解する
- 一括査定(車選びドットコムなど)で「最高値の感覚」をつかむ
- そのうえでディーラー下取りや他サービスと比べて決める
という使い方が、いちばん後悔の少ないパターンだと感じています。
「どこが一番いいか?」ではなく、
「自分の性格と状況に合ったのはどれか?」という視点で選んでみてください。
あとは、
「自分はどこまで高値を追いたいか?」
「どこまで手間をかけられるか?」
を一度イメージしてみてから、申し込みボタンを押してみてくださいね。